夢をかなえるゾウ

100冊読書クラブR/2になって2冊目
ひさしぶりに本読んだ気がします
この本は、自己啓発・ビジネス書的なジャンル
ではあるようですが、でも小説のような
説教くさいところもないし
とにかくテンポがいい
正直、これといってたいしたことは書いていないのですが
それこそが成功哲学というものなのか
そういうたいしたことでないことが大事かなぁとか
思わせてしまう何かがあるようです


あるサラリーマンがインドの神様ガネーシャと出会います
ダメリーマンとでも言いましょうか
関西弁を操るこの「神様」に不信感いっぱいのダメリーマンが
日々出される神様からの課題をクリアしていくうちに
次第に自然と自分と向き合い
生活やモノの考え方が変わっていく様を
神様との共同生活を通して
コミカルに描いています
きっと人間誰しも持っているであろう
自分てこんなもんじゃないんじゃないか?
みたいな漠然とした不安とか
こんなふうでいいのかって思いはあるけど
そんなことに真面目に向き合っちゃったら怖いじゃん
だからそっと蓋しておこうってことだったり
そんとこあんなとこをこの神様が
関西弁で小気味よくばっさばっさと斬っていきます

お前なぁ、このままやと
2000%成功できへんで。


確信をつく神様の言葉
コミカルな二人のやり取り
本も中盤になるとこの神様が
もう愛らしくなってきて仕方ありませんでした
ほろっとさせられるところもあり
なんともいい気分で読み終えられる1冊でした
そしてあんみつが食べたくなりました
夢をかなえるゾウ